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想い出の一品 〜リール編〜

今日は、私にとって最も心に残っているリールについて綴ってみたいと思います。

投げ用リールとして一世を風靡した、旧オリムピックの銘機・サーフ93です。93シリーズとしては結構後発だったようで、軽量化の図られた比較的使い易い機種だったと聞いています。

surf93

私がまだ中学生だったころ、ショーウィンドウの中に鎮座したこのリールは憧れの的でした。あの当時で定価1万円以上した「高級品」でしたので、さわることは出来ませんでした。今の時代に1万円というと、大したことなさそうな印象ですが、あの当時では定価が5ケタのリールというのは滅多になかったように記憶しています(余談ですが、そんな時代に3万も4万もの値段を付けていたアンバサダーは、当時田舎の中学生だった私には雑誌の広告でしか見ることの出来ない伝説のリールでした(^^ゞ)。

そんなある日、サプライズが起こります。なんと、旅先で寄った大手量販店で、展示品が半額で売られていたのです。それでも5千円以上はしたと記憶していますが、親に頼み込んでお金を借りて買いました。もちろん、後で自分の貯金の中から返済する、という条件で(^^ゞ 当時月の小遣いが千円だった私には本当に清水の舞台から飛び降りるような一大決心だったのを覚えています。

surf93*

憧れのリールを手に入れてからは、それまでも楽しんでいたキス釣りが更に楽しいものになりました。竿は、ダイワのサーフパワー(半透明のグラス竿)を使ってまして、飛んでもせいぜい3色そこそこだったと思いますが、それでもキスは飽きるほど釣れたのを覚えています。本当に魚影が濃かったんですね。

        sur93**

結局、そのリールは高校を卒業するまで使い倒しました。もちろん、大事なリールでしたので、釣りから帰ったら、必ず水道水をぶっ掛けて洗ってました(笑) 今になって振り返ると、とんでもないことしてたもんだと思いますが、あの当時はこれが最良の方法と思ってやってたんですね(^^ゞ それでも5年以上にわたって故障することなく良き相棒として働き続けてくれたわけですから、当時のリールって本当に頑丈に出来てたんですね。

surf93***

その後、大学進学を機にしばらく釣りからは遠ざかってしまい、大事なリールも押し入れの肥しとなってしまいました。。。

ある年の夏のこと。久しぶりにキス釣りでも、と思い、押し入れの中を探しましたが、どこを探してもサーフ93は見つかりませんでした。親に尋ねると、錆びて動かなくなっていたから処分した、と聞かされました。自業自得とは言え、しばし呆然としたのを覚えています。心に大きな穴がポッカリと空いたような・・・

surf93****

その後はお約束の如く、シマノのリールを使ってました。確かに軽くて滑らかで音も静かで、技術の進歩を感じずにはいられませんでしたが、サーフ93を使っていた時のような心躍るような楽しさは得られなかったように記憶しています。重くてカリカリ音が鳴って、見た目も武骨なリールでしたが、なんとも言えない「味わい」のあるリールだったと今でも思っています。

写真に撮ったモノは、数年前に某オークションにて落札した「未使用品」です \(^o^)/ 今となっては、使おうとは思いませんが、一生の宝物として、これからも温めていきたいと思っています(^^)



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たまにはオールドタックルでも・・・

最新鋭の道具は素晴らしい性能を持っており、私も好んで使用していますが、たまには雰囲気を楽しみたくもなり、そういう時に引っ張り出す道具をご紹介いたします。

今は亡き旧オリムピックの「純世紀EXアマゾン」です。元々はキャスピン4点仕様でしたが、PEラインでもストレスなく使用できるように、チタンローライダー7点仕様へと変更しています。

ex-amazon1

20年以上前の竿ですが、性能は現代のモノと比較してもそれ程落ちるものではありません。さすがに「投げのオリムピック」全盛期のトップモデルです。あの当時で5万円近くしたと記憶しています。カタログスペックは、参考になるか分かりませんが、この竿の後継機にあたる「純世紀グラファイトアマゾン」とほぼ同じと想定すると、自重550g、先径2.9mm、元径24.0mm、錘負荷25〜35号となっています(手元にある'82年のオリムピックのカタログを参照しました)。あ、長さは・・・知ってる方は知ってらっしゃると思いますが、3.9mです。アマゾンは13尺ですね(^^)

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ちなみに、ガイド交換は、定評のあるwindsさんにお願いしました。スレッドはナイロンの赤でお願いしまして、期待通りに透き通った深みのあるルビーレッドに仕上がっております。セピア色のブランクに非常にマッチしており、お気に入りの一本です \(^o^)/

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玉口リングも凝ったデザインであり、当時の作り手の「こだわり」を存分に感じ取ることができます。性能に直接影響はありませんが、こういった所に手を加えて豪華な雰囲気を持たせるのも当時のタックルならではのような気もします(^^)

                                    amazon4

使用感ですが、さすがに最近のモデルのようなビンビンな反発力はなく、ボヨンとした感じですが、かけるタイミングさえ間違わなければ結構飛びますし、感度も悪くありません。むしろ弾性が低いため、食い込みは非常によく、心地よい感触を提供してくれます。

最近はめっきり出番が減ってしまいましたが・・・う〜〜〜〜ん、なんだか久しぶりに使ってみたくなりましたね〜(^^)

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